肩こりにかかわる4つの筋肉

1.僧帽筋
首の後ろから背中の上部、左右の肩にかけて広くおおっているいちばん外側の三角形の筋肉。肩甲骨を支え、腕を上げる、肩をすくめるといったヨ常生活の動作全般にかかわっています。デスクワークや家事などで緊張を強いられることが多く、肩こりにもっとも深くかかわる筋肉ともいわれています。

2.三角筋
肩から腕のつけ根をおおうようについている三角形の筋肉。腕を伸ばす、前に上げる、横に広げる、回すなど、さまざまな動きに関運しています。重い腕を支えているのでつねに緊張しやすく、こりやすい部分です。とくに、日常的に力仕事をする人や、左右の筋肉のバランスが悪い人は、この部分に負担がかかりやすくなります。

3.肩甲挙筋
増帽筋の下にある深層筋(インナーマッスル)です。肩甲骨を引き上げる働きがあり、増幅筋上部をサポートします,重い荷物の入ったバッグなどを肩にかけたときに、とくに負担がかかりやすい部分です。

4.菱形筋
背骨から左右それぞれの肩甲骨の内側についている深層筋。腕を横に上げるときや、肩甲骨を中央に寄せるときに働きます。猫背や、パソコンを使った長時間のデスクワークなどで酷使されやすい部分です。肩甲骨の内側が痛むときは、この部分が疲労しています。

肩こりは筋肉がこわばり、疲労物質がたまった状態り

肩と首のまわりには、頭を支え、首や腕を動かすための大きな筋肉が存在します。

パソコン作業などで、同じ姿勢をとりつづけたり、姿勢が悪かったり、運動不足で筋肉を使わないでいると、これらの筋肉が緊張して硬くなってしまいます。

筋肉が硬くなると、血管が収縮し、血液循環も悪い状態に。すると、筋肉に充分な酸素や栄養分が行き届かなくなるだけでなく、本来なら血流で流されるはずの乳酸などの疲労物質がたまってしまい、さらにこわばりが強くなります。

これが「こり」の正体。こりゃ痛みがあると、筋肉はますます緊張し、血行が悪くなるという、悪循環に陥ってしまいます。

重い頭と腕を支えているため肩はこりやすい

男性に比べて、筋肉が少なく、筋力そのものも弱い女性の体、455㎏ある重い頭と、1本約5㎏といわれる両腕を首から肩にかけての筋肉で支えているため、かなり大きな負担がかかっていることに。

さらに筋力は年齢とともに低下しますし、運動不足などの状態が続けば、いっそう筋力不足が加速してしまいます。その結果、ますます肩や首の筋肉は大きなダメージを受け、こりやすい状態になるのです。

慢性的な肩こりを放っておくと精神的に落ち込む!

肩こりがそれほど強いものではなくても、慢性的な体のこりや痛みなどの不調を抱えているのは、人間にとってかなりのストレス。

その状態をそのままにしてしまうと、だるさなどの症状をまねくとともに、「なんだか前向きになれない」「ものごとに真剣に取り組めない」といった精神的な落ち込みを引き起こしてしまいます。また、ついうつむきがちになったり、暗い表情になるので、女性の美しさをそこなうことも。

体と心は別々のものではなく、それぞれの状態が相互に反映し合っているもの。「たかが肩こり」と思わずに、原因を考えたり、ストレッチなどでケアしていくことで、心の状態も前向きにすることができます。



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