自分に合った靴で、重心の移動の少ない歩き方を

●体の揺れない歩き方をイメージして
欧米にくらべその歴史が短いためか、日本人は歩き方も靴の選び方も上手とはいえません。さらに、足の扱い方、自分に合った靴の選び方を知らないことが、背骨のゆがみに影響していることが意外に多いのです。

日本人に多いのは、膝が曲がって上体が前方に傾く、あひる型の歩き方です。バランスをとろうとして、あひるのようにあごを前に出して首を起こして歩くため、首のそり返りが強くなり、肩こりになるのです。

よい歩き方、つまり「長く歩いても疲れない歩き方」の基本は、重心の移動が少ない歩吉方です。

歩くときには背筋を伸ばし、膝のばねを利用して、できるだけ体が揺れないように心がけましょう。足はつま先から振り上げ、かかとから着地します。

歩幅は、歩きやすい幅でかまいません。速度は1分間に120歩くらいが適当です。これより速くてもおそくても、疲れの原因になります。鏡やビデオを見て、自分の歩き方のクセを見つけて矯正するのもよい方法でしょう。

●自分に合った靴を根気よく選びましょう
靴は姿勢をつくる要。靴ずれが1つできただけでも、歩くのは、たいヘんつらくなります。足元が安定していないと、歩き方や姿勢までゆがみ、肩こりの原因である背骨のゆがみを起こすもとになります。

靴を選ぶときは、根気よく自分の足に合った靴をさがしましょう。そのためには、次の点に注意してください。
①自分のかかとのカーブと、靴のカーブが一致しているか・・・カーブが合っていれば、靴ずれは起きません。
②足のうらの力-ブと靴底のカーブがピッタリ合うかどうか。
③足の親指のつけ根の出っぱり、小指のつけ根が靴と一致するか・・・ここが締めつけられたり、ゆるいものは失格。
④つま先や甲が靴で圧迫されないか。
⑤靴を曲げ、そりがよいか:・疲れが少なくてすみます。

①~⑤のすべてを満たす靴が、あなたの足に合った靴です。なお、材質は、革がいちばんです。



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