パソコン仕事では、1時間に10分は席を立とう

●姿勢拘束性が高く7割の人が肩こりに悩む
「パソコンを使った仕事では、7割の人が首・肩の痛みやこりを感じている」。厚生労働省の調査で、パソコン画面を見続ける仕事が、肩がこる大きな原因になる実態が明らかになっています。

人類にこれほど動かないことを強要する仕事は、パソコンが初めてかもしれません。すべての作業が1つの画面の中ですむパソコン仕事では、同じ姿勢をとリ続ける時間が長くなる、すなわち「姿勢拘束性」が高くなるため血流が停滞しがちです。これは、肩や首のこりを誘発すると考えられます。

また、マウスを動かすために手首を浮かすのも、疲労につながります。

作業に集中するとまばたきの回数が減り、ドライアイにもなリやすくなります。パソコン画面は発光しています。パソコン仕事は「電球を見続けている仕事」なのです。

●前傾姿勢や猪首で画面に向かってはダメ
パソコンで仕事をする際は、イスと机、パソコン画面との位置関係が維持できるように工夫してみましょう。その際、次の点に注意すると、より肩こリ予防に役立ちます。
①50分続けたら、10分は席を立つ(同じ姿勢をとリ続けない)。
②イスに深くすわる(姿勢がよくなる)。
③マウスを持つ手は浮かせない(肩や腕の筋肉への負荷を減らす)。

画面に向かうときは、画面をのぞき込むような前傾姿勢や、首だけを前に出す猪首状態は避け、背筋を伸ばした姿勢を意識してください。

ノートパソコンはデスクトップパソコンより姿勢拘束性が高いので、長時間の作業では、別のキーボードを外付けして、パソコンの手前に置いて作業するとよいでしょう。

パソコン画面への蛍光灯や外の風景の映り込みは、疲れ目の原因となるだけでなく不自然な姿勢を誘発します。力-テンを引く、画面の向きや角度を調整する、画面にフィルターを貼る、などして改善しましょう。




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