しなやかな筋肉をつくる3つの要素と食品

血液の流れをよくし、脂肪を燃焼させるためのしなやかな筋肉をつくるには、運動と休養(睡眠)、タンパク質を多く含む食事の3つが必要です。

タンパク質を多く含む食品の中でも、特に効果的と思われる栄養素が大豆ペプチド、ビタミンB1、L‐カルニチンの3つです。

これらを含む食品をとりつつ、その他の栄養素もバランスよく食べるように心がけましょう。肩や首のこりはしだいにやわらぐはずです。

酸性側に傾いた体を元に戻す黒酢と、のりが合体

私たちの体は、水素イオン濃度、pH(ペーハー)を、弱アルカリ性の7.4前後に維持しようとしています。もし、体のペーハーが食べ物などによって酸性側に傾くと、冷え性や肩こりの原因になるだけでなく、インスリンやアドレナリンの分泌量が減り、高血糖を引き起こします。

黒酢には、この酸性側に傾いたペーハーを7.4に戻す働きがあるため、高血糖の予防・改善、冷え性、肩こりなどに効果があります。また、総コレステロールや中性脂肪を著しく低下させる効果もあります。

黒酢には、赤血球をやわらかくして血液をサラサラにする働きもあります。血流がよくなれば、冷え性や肩こりだけでなく、体質改善にもつながるでしょう。

この黒酢は、血圧を下げるペプチドを多く含み、ミネラル成分も豊富なのりといっしょに「黒酢のリスープ」としてとることで、さらに相乗効果が期待できます。

春菊の香りがビタミンB1の吸収を高め、肩こりに大効果

私たち日本人が親しんで食べている春菊は、西洋では食用ではなく、観賞用の花として栽培されています。

中国の漢方でも、春菊自体はあまリ使われておらず、薬用としては菊の花のほうが一般的です。食べ物として春菊を日常的にとリ入れているのは、日本をはじめとするアジアの国々だけなのです。

ところが、春菊には、菊の花にも劣らない高い薬効があります。

菊の花をせんじて飲むと、上半身の血行がよくなり、首から上の余分な熱がとれて頭痛、肩こり、目の充血の解消によく効きます。

こうした効能は、キク科の植物が持つ香り成分に由来するものなので、春菊にももちろん含まれています。春菊で注目すべきは、実は、この香りの成分なのです。

春菊の香り成分は、玉ねぎゃにんにくなど、ユリ科の植物によく見られる揮発性物質、硫化アリルを含んでいます。硫化アリルは、血流をよくする働きがあるので、肩こりゃ冷え性、腰痛などの改善も期待できます。

硫化アリルは、体内に入るとビタミンB1の吸収を高め、新陳代謝を盛んにします。ですから春菊は、ビタミンB1不足から起こる倦怠感や食欲不振、精力減退などの解消にも効果的です。

つまり、春菊には血行をよくする菊花の効きめに加え、硫化アリルの効果で新陳代謝と血流をよくし、肩こりに効果があるのです。

肩にたまった疲労物質をクエン酸が洗い流す

肩がこっているときは肩や首筋の筋肉がこわばり、かたくなっています。これは、血液中の乳酸が肩の筋肉の中に入り、乳酸タンパクになっているからです。

乳酸は、細胞が糖からエネルギーをとリ出す過程(エネルギー代謝)で生じる老廃物で、疲労物質と呼ばれるものの一種です。

この乳酸が筋肉中にたまると、タンパク質と結びついて筋肉をこわばらせ、肩や首のこり、だるさの原因となるのです。

慢性的な肩こりに悩む人は、肩や首筋の筋肉に乳酸がたまっている可能性が大といえるでしょう。こうした乳酸タンパクの分解を促し、きれいに洗い流すためには、日ごろの食生活でクエン酸を多く補給することがたいせつです。

クエン酸は、レモンなど酸味の強いかんきつ類に多く含まれている有機酸です。日本人が古くから食してきた梅にも多く含まれており、青梅のしぼり汁を煮詰めて作った梅肉エキスには、レモンの11.5倍のクエン酸が含まれています。梅干しのあのすっぱさは、豊富なクエン酸によるものなのです。

クエン酸は、糖がエネルギーに変わる過程でたいへん重要な役割を担っており、このエネルギー代謝を行う仕組みは「クエン酸回路」と呼ばれるほど。

ですから、クエン酸を毎日の食生活で十分に補給すれば、エネルギー代謝をスムーズにして、乳酸の発生を抑えるのみならず、肩などの筋肉中にすでにたまった乳酸タンパクも分解して洗い流し、こりを解消する効果が期待できます。

筋肉のばねの力をとり戻すプルーンナッツバナナ

肩こりに悩む人の多くは、ねこ背になっています。これは、首や背骨を支えている筋肉の収縮する力が衰えているためです。

これらの筋肉の収縮を助ける栄養素をふだんの食べ物から効率よくとることは、肩こりの改善に役立ちます。

そのためにおすすめなのは、カリウムをたくさん含んだバナナやプルーンなどの果物です。

カリウムには、体内のナトリウムとの調節によって神経情報の伝達や筋肉の収縮を助ける働きがあります。

ビタミンEやマグネシウムを多く含んだナッツ類は、血液の循環をスムーズにして、筋肉で使われるカルシウムを調節します。

ストレスも筋肉の伸縮を妨げる要因です。グレープフルーツやミントなどリラックスを促す香りのある果物やハープをとるとよいでしょう。

これらの栄養をまとめてとれる「プルーンナッツバナナ」を、朝食やおやつなどに食べることは、肩こりの改善に役立ちます。




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