背中や肩のツボはほかの人に押してもらう

背中や肩のツボは、無理をせずほかの人に指圧してもらいましょう。その場合、たいせつなことは楽な姿勢をとり、筋肉に力を入れずリラックスさせることです。

うつぶせでは胸が圧迫されるうえ、指圧が強くなりすぎる危険があるので、座位か横向きに寝た姿勢がよいと思います。寝るときは、やわらかいベッドよりは、少しかための布団のほうがいいでしょう。

指圧をする人は、各ツボを体の中心に向けて押し込みます。体重を指先にのせるつもりで押すのが、よく効き、疲れない指圧のコツです。押す強さは肩がこっている人が「気持ちよく感じる程度」に抑えてください。

背中側のツボの位置と効用

肩がこったとき、指先で押すと鈍い痛みの広がる部位が、東洋医学でいう肩こりに効く「ツボ」と考えてよいでしょう。押して痛いところ、痛みがズンと周囲に響くところがその人の肩こりに効くツボです。

ツボは、体の調整点にあたります。このツボを押して、体の狂いやウッ血を治し、肩こりを解消するのが指圧です。したがって、指圧はまずツボの位置を正しくとることが、効果を上げる大きなポイントになります。

ここでは肩こりに効くツボのおおよその位置を示しますから、その周辺を指先で押してみてください。

こわばった筋肉はたたいてほぐす

マッサージの方法として、簡単で効果が高いのが、筋肉をたたく方法です。肩をたたくと、肩の皮膚が赤くなったりかゆくなったりします。これはたたいた刺激で肩の血行がよくなった証拠です。

たたき方は、手を軽く握り、両手を使ってリズミカルに行うのがコツです。リズムが狂うと、爽快感がなく、効果も上がりません。

また、あまり強くたたくと刺激が強すぎるので、最初は特に軽くたたいてもらうようにしましょう。

手のひらを使ったマッサージと同じで、腕、背中、肩の順に、下から上へ、末梢部から中枢部、すなわち肩へとたたいていきます。

肩こりの人は肩や首の血行が悪いために、後頭部にも痛みを起こすことがあります。その場合は、後頭部のこリや痛みをやわらげるマッサージもあわせて行ってください。

マッサージは手のひら全体でもみほぐすように

マッサージとは、外から刺激を与えることによって筋肉のウッ血をとり、こわばった筋肉の緊張をほぐして、こりをやわらげる方法です。

つまむ、こするなどいろいろな方法がありますが、家庭療法としておすすめしたいのは「手のひら全体を使って筋肉をもみほぐす」方法です。

マッサージの際、指先に力を込めて「これでもか」と筋肉を強くもむ人がいますが、これは筋肉が炎症を起こす原因になります。また、痛い部分の筋肉だけをもむのもまちがいです。

関節をとりまく、さまざまな筋肉がそれぞれ協力し合って一つの動作を行っていますから、腕や背中など肩こりに関係する筋肉を、バランスよくもみほぐしましょう。




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